グラフィックデザイナーが子どもに読んだ絵本

グラフィックデザイナーでカエラー母が子どもに読んだ絵本やカエル本を紹介していきます。

ぜんぶで 3785 も できました。

「あめがふるふる」 田島 征三 さく フレーベル館 2017年5月刊 田島 征三さんの絵本は他にも何冊か読みましたが なんというか、 圧倒的なエネルギーと生々しいとも言えるパワーで 一度その絵を見たら忘れられません。 1940年生まれという事なので 多分その年…

どぶん となかまいりしたのでした。

「せかいの はてって どこですか?」 アルビン・トゥレッセルト さく ロジャー・デュボアザン え三木 卓 やく 童話館出版 1995年7月刊 ロジャー・デュボアザンの素敵な絵に惹かれて カエラーとしてだいぶ前に買った本。 今回、Amazonでレビューを見てみたら …

わあ、カーテンにぴったりね!

「おばけやしきにおひっこし」 カズノ・コハラ さく 石津ちひろ やく 光村教育図書 2009年9月刊 カズノ・コハラさんはイギリス在住の作家で イギリスで出版された後、日本語版として出たようです。 2008年度ニューヨークタイムズ・ベストイラスト賞受賞。 こ…

かえるの ケロッパだ

「くらい くらい」 はせがわせつこ ぶん やぎゅうげんいちろう え 福音館書店 2006年10月刊行 ハッキリ言います。 小さい子向けの王道です。テッパンです。 可愛くてハッキリした絵のタッチ、 フレーズや場面の繰り返し、言葉のリズム感、 そして、小さい子…

どうなると おもう?

「バナナじけん」 高畠那生 さく BL出版 2012年12月刊行 息子が幼稚園時代、ゲラ受けして 何回も連続で読まされた本の一冊。 バナナを山積みしたトラックからバナナが1本ポロッと落ち、 さるがそれを拾って食べ、皮をポイッ。 うさぎが落ちた皮でツルッとす…

「まちがいない」「こんやだ」

「ネコヅメのよる」 町田 尚子 さく WAVE出版 2016年5月刊行 このところのネコブームで 猫の絵本もたくさん出版されているけど この絵本は別格じゃないでしょうか。 まずは猫の描写力。 これは飼っていないとここまで描けないし、 よく観察されていて、猫を…

せつなくも壮大で美しい、愛のおはなし

「ことりをすきになった山」 アリス・マクレーラン さく エリック・カール えゆあさ ふみえ やく 偕成社 たまたまイラストの参考にエリック・カール氏の絵本を何冊か見てて発見。 山の時間はあまりにも長く、 ことりの時間はあまりも短い。 山の想いに、こと…

あんかけちんげんさい先生に入門だ!

「なぞかけどうじょう」 中川 ひろたか さく 大島 妙子 え 金の星社 息子がいつだったかテレビでねづっちを見てから一時なぞかけにハマってたのでたまたま図書館で見つけて(カエルも表紙にいることだし!)借りてみました。 そのこころは次のページなのでペ…

おきゃくがおります ぞろぞろ ぞろぞろ

「がたごと がたごと」 内田 麟太郎 さく 西村 繁男 え 童心社 たたずまいも現代というよりだいぶ昭和な電車にお客が乗り込み がたごと がたごと あら不思議。 駅に着いたら動物になっちゃった。 また電車は走り出し がたごと がたごと 景色がどんどん怪しく…

チョキ.チョキ.チョキ.チョキ.チョキ.

「とこやにいったライオン」 サトシン さく おくはらゆめ え 教育画劇 まずはモッサモサのこんがらがった巨大毛玉と化したライオンに心奪われ、 思いがけず床屋さんがカエルだったのでカエラーの心は3ページ目で鷲掴みされました。しかもカウボーイ姿!笑 チ…

もう三疋の姿は見えません。

画本 宮澤賢治「蛙の消滅」 小林敏也 好学社 イラストレーターの小林敏也さんがライフワークにしている、画本 宮澤賢治の1冊。十数年前、カエルの絵本を集めていた時に美しい装丁と絵に惹かれて購入。 スクラッチで描かれている絵を数枚重ねて特色で印刷。そ…

すじおやじ はじ そうじ

「はやくちことばで おでんもおんせん」 川北 亮司 さく 飯野 和好 え くもん出版 毎日寝る前は、最低でも1冊本を読む時間にしているのですが時間が遅くなった時に、いつの間にか定番になったのがこの絵本。読むと言っても1ページに1つずつの早口言葉なので…

おしろの こどもは ふえる ふえる・・・

「すてきな 三にんぐみ」 トミー=アンゲラー さく いまえ よしとも やく 偕成社 トミー・アンゲラー(ウンゲラー)はフランス人の児童文学作家・イラストレーター。グラフィック系の人なら知らない人はいないくらい有名ですが、割と不気味なタッチも多くて好…

キダマッチ先生はひょうばんの名医です。

「キダマッチ先生!1 先生かんじゃにのまれる」 今井恭子 さく 岡本 順 え BL出版 キダマッチ先生はどんな生き物でも直してくれる名医です。トカゲ、アリ、ウサギ、メダカ、クモ、キリギリス、ヘビ…大きい牛だって一人で治療するので、時には命がけです。あ…

かわいいおっさんとワンコ、セーラーとペッカ

「セーラーとペッカ、町へいく」 ヨックム・ノードストリューム 偕成社 スウェーデンの現代アーティストが描いた唯一の絵本シリーズ。この本で初めてノードストリューム氏を知りましたがひと目でファンになりました。絵がうまいし、かわいいし、多分ノードス…

今こそ長さん!

「かえるとカレーライス」 長 新太 福音館書店 これまた子供が生まれる前に買った本。昔から長さんの絵本は好きだったのでこれ以外にも何冊も持っているけどまずはカエル、ということで。今の日本こそ長さんが必要だと思う。よく長さんのキャッチコピーとし…

うらやましいカエルの一年

「ゆかいなかえる」 ジュリエット・ケペシュ 福音館書店 子どもが生まれる前に、カエラーとして絵に惹かれて買った本。 卵からオタマジャクシになり、無事大きくなった 4匹のカエルたちの楽しい一年が、美しく生き生きとした絵で描かれます。 サギやカメなど…

カエルにとってのおでかけ日和は・・・

「カエルのおでかけ」 高畠那生 フレーベル館 人間にとっては憂鬱な土砂降りの日が、 カエルにとってはおでかけ日和。なるほど! 公園で、カエルがおいしそうに食べる、でろでろぐちゃぐちゃなハンバーガーに 子どもも私も、思わずうえ〜となり、この本を思…

黒ねこサンゴロウ かっこいいかも。

「黒ねこサンゴロウ 1 旅のはじまり」 竹下文子 文 鈴木まもる 絵 偕成社 絵本ナビで見つけて、猫だし息子が読むかな、と思い 図書館で借りました。 すぐ自分で読んでみたところ・・・ なかなかおもしろい。 この巻はサンゴロウより、ケンという小学生(何年…

ケイゾウさんの心の叫び

「ケイゾウさんは四月がきらいです。」 市川宣子 さく さとうあや え 福音館書店 「ありんこ方式」と同じ市川宣子さんの本。 息子はありんこよりケイゾウさんの方がお気に入り。 幼稚園で飼われているにわとりのケイゾウさん。 新しくウサギのみみこが来たと…

カエラー母としてははずせない

「ぴょーん」 まつおかたつひで ポプラ社 ひざに2歳の息子を乗せて、何回も読んだ本。 ジャンプする動物に合わせて「ぴょーん」の言い方を変えて読むとウケるのですが あまりおおげさにやり過ぎると真顔。 許容範囲があるのね、とハハも学びました。

ビバ!生命賛歌

「ありんこ方式」 市川宣子 作 高畠那生 絵 フレーベル館 たまたまオットが図書館で借りてきた市川宣子さんの本がおもしろくて 次に借りて読んだ本。 どハマリしました。 私が。 もちろん息子も何回も読んでーと言いましたが、 読めば読むほど、これはどちら…